身も心も寒い季節。

年が明けて、早1月が終わろうとしています。極寒が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

やはりこの季節、寒冷刺激のためかあらゆ病気のペットが来院されますが、やはり何といっても泌尿器疾患が多いように思われます。頻尿・血尿・しぶり…が数件、その他完全に尿路閉塞を起こしたオス猫くんもいました。鎮静処置をして閉塞部を開通し、カテーテルを留置して膀胱洗浄を行います。翌日鎮静が覚めてからは、彼は激おこり!でなかなか私たちに触らせてくれません。仕方なく数日の入院中毎日飼主さんに来院して頂き、あやして頂きながら治療をしました。その後カテーテルを抜いても自力排尿ができるようになり、めでたく退院されました。苦笑いしながらも、ほっとして見送ったところです。

一方、高齢のペットにとってはこの寒さは持病の悪化を招く要因になってしまうケースもあるようです。腎臓や心臓の持病を持った愛犬がお亡くなりになってしまいました。とても、寂しく残念です。

そんな中、激しい嘔吐で来院された高齢猫ちゃんがいました。急性膵炎からケトアシドーシスを起こし、状態はかなり深刻です。私たちは懸命にあらゆる治療をし、猫くん本人や毎日面会に来られた飼主さんも本当に頑張ってくれました。が、あと一歩のところで猫くんの状態が急変して力尽きてしまいました。泣いて悲しむ飼主さんの片隅で、つい私たちも涙してしまいました。元気でお家に返してあげたかった、猫くんごめんね、。飼い主さんに心よりお悔やみ申し上げます。

虹の橋を渡ったペットさんたちのご冥福をお祈り申しあげます。

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シンシア動物病院
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