歯科処置しました。

高齢のペットは齲歯や歯槽膿漏になる子が多いです。特にダックス・フンドは歯の質が弱いのか、重症化する子をたびたび見かけます。かつて病院で飼育していたM・ダックスも相当歯が弱く、何度も歯科処置をした記憶があります。重症化した子は鎮静下で処置せざる得ず、高齢ゆえに処置を受けることに飼主さんは相当悩みます。今日処置をしたダックスのIちゃんもその一人(一匹)でした。

Iちゃんの場合、歯槽骨炎を起こし頬部(眼の下あたり)が自壊して膿を出してしまったので、止むを得ず処置をすることになりました。腐っているのに意外にしっかりしている後臼歯は、高速カッターで切断しなければなりませんでした。出血も多いので慎重に抜歯をした後は、歯石除去です。悪臭を放つ齲歯を扱うのは、正直吐き気を催しそうでした。そして臭いも取れ、麻酔から覚醒してくれたIちゃんは、無事退院していきました。

院長が処置中の写真を飼主さんに見せて説明します。助手を務める私のスマホの中の写真は、動物・動物・食べ物・景色…そして時々手術や外科処置の時の臓器などが混じります。エグイです。

 

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シンシア動物病院
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