お正月に向けての、ペットの健康管理のポイント。

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令和元年も終わりに近づき、行事やイベントも多く何かと慌ただしい年末年始です。ペットと飼い主のみなさまはいかがお過ごしでしょうか?

帰省や行楽にとペットを同伴される方もいらっしゃるでしょう。また、ペットと共にお家でお正月を迎えられる方も多いのではと思われます。楽しいけれどいつもと違った日常に、はしゃいでいたペットの愛犬や愛猫も体調を崩すこともあったり、思わぬ事故に遭うこともあるかもしれません。動物病院も休診の所も多く、慌てて救急病院に駆けつけなければならないことの無いように、避けられることは防いでおきたいものですね。

 

ちょっと念頭に置いておくことで防げる病気や事故のポイントを挙げておきたいと思います。ちょっとした心の準備をして楽しい思い出に傷がつかないようにして、この季節を思いきり楽しんでください。

《室内で起こりやすい事故》

行事の多い季節では、室内で思わぬ事故を起こすことがあります。

 

ペットの救急病院に駆け込む原因で一番多いのは、ペットの誤食なのだそうです。おもちゃや食品の包装などを食べてしまったら、まずは吐き出させる方法がありますが、それができない状況では麻酔をかけて内視鏡で摘出したり、場合によっては手術で取り出さなくてはならない場合も出てきます。

 

また、人の食べ物でもペットにとっては毒になるものもあります。チョコレートやキシリトールまたネギ類など、ペットがいたずらしないように気をつけて下さい。百合の花やその他ある種の観葉植物はペットに有害な場合があります。お家の植物がペットにとって有害かどうかあらかじめ確かめておき、危険なものはペットの届かない場所に移動しておきましょう。

 

その他抱いていてペットを落としてしまい骨折してしまった、ドアや家具にペットを挟んでしまった、水のたまった湯船に落ちてしまった、ペットの上にお湯をかけて火傷を負わせてしまった…みんなお家で起こった事故です。お家の中も意外に危険がいっぱいです、楽しいお休みが台無しにならないようにお気を付けください。

 

《寒冷時に起こしやすい病気》

嘔吐・下痢などの消化器症状は寒い時に起こりやすいものです。行事の多い時はついつい食べなれない物を与えたり過食させたりしがちですが、こういった消化器の病気のきっかけ手になりがちですので気をつけましょう。

 

寒くて乾燥した時期は人もペットも呼吸器の病気を起こしやすいものです。風邪だけでなく気管支炎や肺炎などをおこせば重篤な事態にもなりかねません。室温・湿度を適切に維持し、またペットに充分な栄養と体力をつけて美容器に対する抵抗力を養いましょう。

 

忘れてならないのは心臓に持病のあるペットについてです。寒さは血管を収縮させて心臓に負担をかけます。極端な冷気は心臓発作を起こしかねません。十分にご注意くださいね。

 

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シンシア動物病院
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