これもコロナ禍？ 猫ちゃんの悲劇

わんちゃんに限らず猫ちゃんの誤食もたびたび起こる事故です。特にねこでは線状異物が多いかもしれません。本日手術した子はマスクのゴム紐でした。かねてより飼主さんが目撃していて気をつけておられたものの、室内で飼主さんの目を盗んでやらかしてくれました。胃の中で団子状に固まった線状異物がゆっくりと小腸を移動していたものの、ついに動きが止まり閉塞してしまいました。途中経過はさぞ苦しかったでしょう、術前の検査や治療中はかなり凶暴化していました。摘出手術が終わり未だ半分鎮静がかかった中で大人しくしています。無事に回復してくれることを祈ります。これも『コロナ禍』の一種でしょうか？飼い主さまはくれぐれもご注意くださいね。

あっという間にゴールデンウイークも終わってしまいました。シンシア動物病院は通常通りの診療をしていましたが、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか？

我が家は娘の運転で千葉まで行ってまいりました。実は大学の研修が始まるため、連休明けに一月ほど大学の寮で生活することになりました。そこで足がないので車を持って行きたいというので、ドライブがてら娘の運転で下見に行ってきたのです(はい過保護ですみません)。つたない娘の運転、道に迷いウロウロして後ろからクラクションを鳴らされたり、降りるインターを間違えたり、ナビが急に消えてパニックになったり、隣に座る院長も後部座席に乗る私も生きた心地がしない思いでした。無事家に帰って来た頃にはぐったり、何だか急に腹痛を起こしトイレに駆け込む有様でした。しかしこうしてだんだん子供は自立していくのですね、娘が家を出れば我が家の子育ても間もなく終わりです(たった一月で帰ってきてしまうんですけれどね)。ちょっぴり寂しいわが家の連休でした。