2021/05/25
昨年HPをリニューアルしたら、今まで書き溜めるブログが消失してしまいました。拙い文章ではありますが、コツコツと書き溜めたいわばシンシア動物病院の歴史ですから寂しいものがあります。そこでストックしておいた下書きをふり返って載せてみることにしました。9年前の5月の今頃はこんなことがあったのですね、懐かしいです。
2012/5/24
春から初夏にかけては、子猫が多く生まれる。
病院の裏を流れる川の対岸は野良猫の遊び場になっているが、ここでも親子連れをよく見かけるようになる。
通勤中のおばさん先生はしばし足を止めて眺めたりする。
野良猫が増えるのは地域環境問題等色々あるが、やはり生命の誕生とはいいものである。
たまたま拾ってしまった子猫3匹をなんと全員面倒をみるという事で、健康診断に連れてこられた奇特な方がいた。上の写真はその可愛い子達だ。
一方、
先々週の休診日に、寺に捨てられた子猫を見るに見かねて連れて来られた方がいた。
普通、捨て猫は市の福祉保健センターに保護され里親を探す事になるのだが、そこも現在一杯という事で、期間を限定してシンシアで預かり里親を探すことになった。
その子達は、なんとゴミ用のビニール袋に入れられ、袋の口を縛られ息も絶え絶えに捨てられていたのだ。
その捨てた人間は(人とは思えない)、小さいながらも命というものに何らかの畏敬の念を持たないのだろうか、激しい怒りと共にその感覚の鈍さに恐ろしささえ感じる。
ともあれ、シンシアの看護士さんたちはポスターを貼ったり口伝に、たちまち里親を探しだして来た。
天晴れシンシアの看護士さん達、ありがとう里親になって頂いた方達。
Good Luck!…ちび猫ちゃん達。
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シンシア動物病院
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