夏至 夏の憂鬱

梅雨の晴れ間　一年で一番昼間の長い夏至の昨日、山下公園を散歩しました。

いい季節・いい一日でした。

診療が終わり、さっきVTさんが表の自動ドアを閉めようとしたら隙間に蛾が入り込み、院長に助けを求めてきました。院長は長い物差しを差し込みうまく上にとまらせ、外に放しました。

シンシアには蜘蛛は多いですが我慢できます、けれど私もVTさん達も飛ぶ虫は大の苦手です。室内にハエや蛾が入って来ようものなら、それぞれの父親や旦那さんをたたき起こしてでも虫を追い出させます。殺すのもいや潰すのもいや、とにかく大人しく外に逃げてほしいだけです。以前夜に自宅にハエが入ってきたとき、娘と二人でどうしようか悩んだ末、室内を暗くして窓を開け、ひたすら懐中電灯の光で誘導して、小一時間掛かって外に逃がしたことがありました。そしてさらに嫌いなのは蝉です。けたたましく鳴きながら飛びまわり、挙句の果てにおしっこを掛けるからです。アスファルトの上で死にかかっていた蝉を、可愛そうに思い土の所に移してやろうと足で触ったら、いきなり断末魔のように大騒ぎしながら暴れまわったのがトラウマになりました。仏心を出したのを後悔した一瞬でした。

これから夏本番、入り口の外灯付近にいる虫におびえながら出入する季節が少し憂鬱です。