こんな事ってあるんですね。

ここのところ診療はとても暇で手術も避妊・去勢手術以外なかったところが、わりと緊急の手術が2件同時に入ってしまいました。どっちも閉塞…こんなことってあるんですね。

一件は、前回尿路閉塞で来院した子が、一度は閉塞を開通して退院したところ数日でまた尿路閉塞状態になり、尿道瘻形成術を施行することになりました。天気予報で大雪の予報があったので、おそらく暇だろうと今日に設定したことが仇になりもう一件の緊急手術と同日にすることになってしまいました。他の日は結構暇だったのに…。

もう一件とは、実は他院で異物による腸閉塞の診断を受け今朝から何度も吐いているという猫ちゃんでした。げっそりとやつれた顔をして皮膚は脱水がひどく硬くなっていました。何とこの子は一年前にも誤食で腸閉塞を起こし当院で摘出手術を受けた子でした。

摘出した異物は何だろうこれ？前回同様おもちゃの一部の様です。前回手術したところの瘢痕が痛々しく、消耗も著しいので今は点滴をして回復を祈るばかりです。どうかこれを最後にしてねＰちゃん、可哀そうすぎる。