今日嬉しかったこと。

シンシア動物病院の周辺ではTNRが進んでいるためか、春先に生まれる子猫や野良猫をあまり見かけなくなりました。もし、困っている猫がいたら保護したいと周囲を見回しても、幸いほとんどそういう子に出合わなくなりました。

そんなおり、「雨どいに紛れ込み鳴き続ける子猫を保護したので見てほしい。」というお電話を頂きました。

来院されたのは1.5ヵ月令位のおっとりした男の子、怪我も風邪なども引いておらず健康そうです。拾った責任上、このまま飼って下さるおつもりとのこと。お優しい方です、よかったありがとうございます。

以前私も旅先で鳴き続ける子猫を保護したことがありました。多くの産み落とされた仔猫のなかで、人に気づかれ拾われるという数少ない幸運は、大声で鳴き続ける生きたいという子猫の生命力に呼び起されるものなのかもしれません。

子猫と保護主さんのご幸運をお祈り申し上げます。