2022/10/19
10月も半ばが過ぎ、日に日に寒さが肌に感じられるようになってきました。そのためか?連日下痢で来院される子が続きます。
中には手ごわいペットもいます。家で薬を食餌に混ぜても、絶対飲んでくれない小型犬。無理やり飲まそうとすると、噛みついてくるそうです。食餌を制限しようにも、食欲はあるものだから、騒いで遂には飼主さんが根負けしてしまうそうです。だからいつまでも下痢が治らない。なかなかのものです。まあ、元気だからいいんですけれどね。
本日最後に救急電話に掛かってきたのは、カボチャの煮物の塊を誤嚥した小型犬。電話では、粘液を吐いて苦しがっているとのこと。「食道に詰まったか?さあ困った。」と思って待機していたところ、ケロッとした顔をして来院されました。どうやら一時的に通過が悪くなっていたが、何んとか嚥下できた様子。ほっとしながらも、念のため食道を保護するためにミルクを混ぜたバリウム剤を飲ますことにしました。その子は用意している間も待ちきれないという感じで、あっという間に飲み干してしまいました。苦しがっていたのがウソの様です。まさに「のど元過ぎれば熱さ(苦しさ)忘れる。」ですね。ドタバタしましたが、結果オーライでした。
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シンシア動物病院
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