2件目の尿路閉塞のオス猫くん 手術になってしまったよ。

尿路閉塞で入院したSくんは、その後も今のところ順調におしっこが出ているとのことで安心していました。ところが、突如新患の別のオス猫くんが尿閉状態で来院されました。

最近引っ越してこられて、そのストレスか生活環境の変化のためか排尿障害が現れたもよう。尿砂状の結晶が溜まっていたS君とは異なり、Dくんはレントゲンでも確認できるほどの小結石が数個尿道に閉塞していますた。うまく膀胱に戻せるかしら?と半信半疑で尿道先端から水圧をかけること数回、何んとか膀胱に小結石を押し戻して閉塞部を開通できました。今回の場合、小結石は細かすぎて膀胱から取り切れないだろうしこのままではいつまた尿道に詰まるか分かりません、相談のうえそのまま入院して尿道瘻形成術を施行することになりました。

昨日セオリー通り無事手術を終えました。昨年の今頃は立て続けに3件同じ手術を行いましたが、今年はまだこの子が1番目です。今のところ恙ない経過を辿っています。憂鬱な状態にもかかわらずとても懐こくて穏やかなDくんです、少々長くなる入院生活ですが仲良くやってゆけそうです。

                    

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
シンシア動物病院
>http://www.sincere-ah.com/

住所:〒233-0008 神奈川県横浜市
港南区最戸1丁目2−3
TEL:045-714-1560
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇