2017/05/10
今日は一日中小雨が降ったり止んだり、比較的静かな一日でした。
ところが7時を過ぎたところで急患さん、12才の去勢済猫さんがお尻が爛れていると来院されました。左肛門嚢が自壊して皮膚が破れかかっていました。これはもう切開して膿を出し、洗浄・消毒しければなりません。鎮静をかけるために一泊入院してもらうことになりました。
この子は拾われて初めて来院された時はわずか320g、いまでは7Kgを越える立派な体格になっています。体格の良い子の場合、おっとりしすぎてあまり動かなかったりあまり身繕いがしなかったりで、時々肛門嚢炎を起こす子がいます。
鎮静をかけて肛門嚢を確認してみるとやはり中で自壊していてお尻の皮膚まで届いていました。きれいに洗浄して消毒します。全身に抗生物質を使いました。
ついでに臼歯についていた大きな歯石もとってさっぱりしました。
明日は元気に退院できるでしょう、頑張ったね猫さん。
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シンシア動物病院
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