雑草取り

花壇の雑草取りをしていたら、1cmくらいの小毛虫が大々発生をしているのを見つけ、「ぎゃ～」思わず悲鳴があがりました。昔桜の木の下に発生したアメリカシラヒトリが原因で体中アレルギー反応が出てひどい目に遭ったのを思い出し、グローブ・キャップ・マスク・長靴の重装備で駆除スプレーを巻きました。しかし雑草や害虫など人間の都合で区別するのですから、考えてみれば身勝手かもしれませんね。

昔知り合いが「森林などの植物は群生で１個体と見なすから、間引きなどでの1本いっぽんの個体が死んでも悲しくない。」というのを聞いて、そういう考え方もあるのかと随分感銘を受けたことがあります。自分個体が死んでも子なりなんなりが命を引き継いでいくのであれば生命としてそれでよし…という事でしょうか？

でも、ペットの動物はそういうわけにはいきません。1万匹の犬や猫がいたらそのうち1匹がいなくなっても構わないわけがありません。よそのペットももちろん可愛いですけれど、自分のペットの犬・猫は唯一無二の特別の1匹ですよね。その子が傍にいれば幸せだし、もしいなくなったら胸が苦しいほど悲しい。動物を飼うというのはそういう幸せと哀しみを混ぜこめているのかもしれません…なんて。