小糠雨の朝

小糠雨と言うのでしょうか?細かくて数の多い雨が続いて鬱陶しいですね。

車で通勤途中、渋滞を避けてわき道を入り住宅地に入ると、時々出会う飼い猫がいます。おそらくシャム雑種、ネーム入りの首輪をつけています。お天気の日には、駐車したバイクのシートの上には箱座りしていたりします。助手席の窓を開け「おはよう」と声掛けすると、「知らない人に声かけられても、返事しちゃいけないって言われているの。」とでも言いたげに、ふぃっと顔をそむけます。

今日も住宅地の小道に入ると、「こんな雨の日はあの子いないだろうな…」呟いた間もなく、右手のわき道からトトトト…とやってきました。スピードを落とした車の前を小走りで通り過ぎます。「こんな雨の日に外に出て…おかあさんに怒られるよ~。」と声かけながら通り過ぎると、後ろを振り向きながら何か言いたげでした。

猫の話ならいくらでもエピソードがあります。